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偶数Tamoの備忘録

去年の8月以降、レジェンドになれていないTamoです。

最近「いいところまで行くんだけどレジェに届かない」という思いにかられたことで、筆を執ってみようと思いました。

 

このブログの1回目にも書きましたが、過去に

・マーロックパラディン(2回)

・挑発ドルイド

・断末魔ハンター

で4回レジェンドを達成しています。

 

いずれも月末にやっとの思いでゴールラインを切っているので、お世辞にもプレイスキルがあるわけでなく、基本的にはデッキパワーの恩恵で押し切っています。

挑発ドルイドはいい例で、散々狩られたことで「狩る側に立ってやろう」と思って作ったら、星が増える増える。笑いながらレジェに行けたのは、後にも先にもこれっきりだと思うくらいの勝ちっぷりでした。

断末魔ハンターもレジェになった瞬間をよく覚えています。というのもNAサーバーの最終日であった9月1日は、妻と長女の退院の日(出産)。長男の世話をして9時に病院に向かうとなると7時がタイムリミット。そんな状況下で回したところ、連敗からの大型連勝をかましてギリギリ間に合いました。

 

こう書くとドラマですが、共通しているのは「一強クラスのデッキを使っている」ということ。裏を返せば「強烈なデッキを使わないとレジェンドになれない」ということ。

 

そこでここ1年の自分の成績を、Blizzardからのメールでひっくり返してみました。

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9月以降は見事に2と4が並んでいます。ゲン・グレイメインもびっくりですね。

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私はこの呪いを力には変えられなかったようですが。

 

使用デッキがまったくの空欄なのは、「ハンターはレジェ達成したからほかのヒーローで」とデッキをコロコロ変えていたせい。

偶数ウォーロック、キューブロック、奇数メイジ、コントロールメイジ、メックトゥーンプリースト、復活プリースト、盾プリーストと環境で強いとされるデッキをあれでもないこれでもないと作っていました。

いずれのデッキを使ってもそれなりの成果が出ていたのですが、レジェにはたどり着けません。そんななかで改めて思ったのが、「ハースストーンは実力ゲー」ということでした。

 

最近はマナの踏み倒しなどで運ゲーと揶揄されることもありますが、どのデッキもそれなりのパワーを持っているという点で考えると、抜きん出るためにはプレイスキルが求められます。とくにラダーで継続的に勝つためには、運だけではまず不可能。

HSreplayを見ると、今の時点でTier2に23個ものデッキがあります。自分がマロパラでレジェになったときは、注意しておくべきデッキは2つくらいで、あとはやっていれば勝てるくらいの感だったので、半年から1年でガラリと世界が変わったようです。

 

断末魔ハンターを使い続けていれば、もしかするともっとレジェンドランカーになれたかもしれません。それにあと半月もすれば新環境に突入するので、もしかするとまた一強のような時代になるのかもしれません。

ただそれでも、日々変わっていくハースストーンの世界で勝つために、腕を磨くという選択肢を持っていたいと思います。せっかく壁にあたってこういう思いになったのですし。

 

最後に、ラダーのルールが変わってシーズン開幕時にランクが4しか落ちなくなったときに、「レジェンドランカーが量産される」という書き込みを見たことがありました。

が、声を大にして言いたいのは、「そんなことねぇよ!」ですね。