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秘策ハンターVSテンポローグ

こんにちは、Tamoです。

やる気が燃えているうちに、そしてこれから始まる月末ラダーに向けて、戦い方を整理する意味でも秘策ハンターのデッキガイドを書いてみたいと思います。

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第1弾は現環境の最強デッキの一角・テンポローグ。

 

ワグル・ピックの登場で、場のミニオンを出し入れしながらコンボを決め、相手のフェイスに強烈な一撃を叩き込んでいく「テンポローグ」が一気に流行しました。

有無を言わせない破壊力に手を焼いている人も多いでしょう。自分も幾度となく顔を殴られたことで、一時は叩き込む側に回ったこともあります。

 

そんな厄介極まりないテンポローグですが、秘策ハンターでは勝率57%(33-25)と善戦。毎試合「辛くも」「紙一重」という感じではありますが、なんとか相手を上回れています。

 テンポローグ戦のカギを握るのは当然秘策なわけですが、ここではマリガンから立ち回り方などどう戦っているかを記していきたいと思います。

 

<対戦プラン>

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・秘策を中心にズルジンまで耐える

 ローグが攻め、ハンターが受けと考えているので、ネズミ罠を中心にした秘策で相手の攻撃を遅延させていきます。

 

<マリガン>

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ネズミ罠(もしくは発動しにくい秘策)

 +秘密の番人サンリーヴァーのスパイ覆面選手

 (マリガンに含まれていたら)必中の一矢or必殺の一矢のいずれか

 ローグのコンボを抑えるためのネズミ罠が秘策のなかでも最優先です。覆面選手で秘策を重ねつつデッキを圧縮したいので、次点はヘビの罠

 必中の一矢必殺の一矢は、ヘンチクランのゴロツキを見据えたもの。とはいえムリに探しに行くのではなく、「マリガンで来ていたら」程度でOK。

 

<1~3マナの展開>

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 対テンポローグは序盤がすべてと言っても過言ではありません。相手の準備が整う前に、こちらも体勢を整えておく必要があります。

・現実的ムーブ:1T パス→2T ネズミ罠(秘策)→3T スパイor覆面選手

・理想ムーブ:1T 秘密の番人→2T ネズミ罠(秘策)→3T スパイor覆面選手

☆後攻限定の強ムーブ:1T コイン+ネズミ罠(秘策)→2T スパイ→3T 覆面選手

 もしマリガンで秘策が手札に入らなくても、盤面を開けておくと攻撃がすべて顔に飛んできてしまうので、スパイ覆面選手はテンポで出していきます。

 もしゴロツキが出てきたら、上記の流れをぶった切ってでも全力で処理。

 

<4~6マナの展開>

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 引き続きスパイ覆面選手の秘策シナジーを発動させていきます。中盤にほしい秘策は狙撃爆発の罠あたり。狙撃悪党同盟の悪漢以外を大抵処理でき、グリーンスキン船長だったら大当たりです。

 ない場合は獣の相棒ライフドリンカー猟犬使いショージリアックス野獣放つべしなど極力ミニオンで応戦。順調なら相手がワグル・ピックを使ってくるころなので、いかにしてミニオンにぶつけさせるか、もしダメージを食らってもリカバリーしてヘルスを保っていけるかが重要になります。

 ネズミ罠も発動する頃合いです。召喚された6/6の破滅のネズミも極力ミニオン処理に回しましょう。顔にぶつけた返しのターンで昏倒をされると一転して不良債権になりがちなので、たとえ出てきたターンで相殺されようとも相手のミニオンにぶつけるべき。

 ワグル・ピックの破壊ですが、1本目にハリソン・ジョーンズを当てるのは確率的に難しいので、無理せず2本目と割り切ったほうが無難です。

 

<7~10マナの展開>

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 ミニオンの処理を優先しながら、余力があったらヘルスを詰めていきます。

 この辺りでほしいのは凍結の罠ミスディレクションビッグエドウィンや不意にリロイ・ジェンキンスが出てくることがあるので、これらのカードで対応します。

 実験台9号もできるだけこのタイミングまで温存したいです。というのもテンポローグを前に、5T目に盤面に干渉できないミニオンを出す余裕はなかなかありません。なので使いどころは、7T目以降に9号+秘策。後攻なら6T目にコイン+9号+秘策という動きが考えられます。

 序盤の覆面選手を筆頭にデッキの圧縮を進めるのは、当然ながらズルジンを引きやすくするため。下準備次第ではありますが、最速10T目に切りたいジョーカーです。

 ワイバーン2体と獣の相棒のいずれかが復活するだけでも相手を窮地に立たせられますので、あまり相手のヘルスを削れていなくてもここから十分挽回できます。

 

<ヒーローパワーの使いどころ>

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最後にわいてるさんから「ヒロパの使いどころ」について質問をいただきましたので、改めてこちらでも回答します。

対テンポローグに関しては、自分の場合は相手のヘルスを削ることよりもヘルスを守ることを優先しているため、基本姿勢は「やることがなかったら打つ」。2マナ使えるなら秘策を貼っていると思います。

ただ手札が枯渇しそうなときは例外で、「8マナで野獣と秘策しか手札にない」という場合は、野獣+ヒロパを選択することが多いです。あとは相手が瀕死な場合や、相手のヘルスを早めに削ってリーサル圏内に持ち込みたい対カドガーメイジなどはヒロパ優先だったりします。

 

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 もしかするとほかにも上手な立ち回り方があるかもしれないのですが、自分は「盤面のミニオンで受け流して終盤勝負」という形をとっています。

 あまりチンタラしていると、リロイ影隠れ段取り腹裂きなどでバーストダメージを出されたり、マイラの不安定元素からのシェフ・ノミでカウンターを食らったりももしますが、そうなったら「しょうがない」です。

 自分も何度トップドローに助けられたかわかりませんから、お互い様ということでまた次の対戦を楽しみましょう。

 気になったところは補足しますので、またTwitterなどで質問してください。